会員ページ記事

島根県隠岐の島町でエリアマネジメントを担うまちづくり会社が設立されました。

有人国境離島である隠岐に所在する島根県隠岐の島町西郷港周辺地区は、古くから交通・交易の要衝として栄え、中心市街地を形成しています。近年、商業の中心が遷移したことなどにより、居住・商業ともに往時の賑わいが減退し、空洞化が進んでいました。

そのような状況を受け、隠岐の島町では、令和5年度より10年間でまちなかを再生する取り組みに着手しました。町財政や住民気運の醸成、その後の持続性の確保などを考え合わせると、公民連携によるまちづくりの推進が重要であります。過年度の検討結果に基づき、当町では中心市街地において、「エリアマネジメント」の仕組みに基づくまちづくりの推進を図ることとし、行政側で民間パートナーとの連携や事業推進を牽引するまちづくり会社の設立と事業化などを進めています。

マチビトキタルでは、エリアマネジメントの手法導入と、公民連携による持続的なまちづくりの実現のための支援(隠岐の島町発注業務)に携わっており、第一目標である、人材の確保とまちづくり会社「一般社団法人隠岐まちづくり研究所」の設立に至りました。

構成メンバーは

1.百年以上の歴史を持つ島随一の企業(建設会社)をクールに背負う、人望溢れるリーダー

2.島根県庁職員の立場を投げ打って、会社設立に奔走する利他的なイノベーター→タウンマネージャー

3.マチビトキタルメンバーの臂

の3人です。

当面は、エリアプラットフォームの構築と運営、まちのプロモーション、開発機運の醸成と担い手の発掘などに取り組んでいきます。